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ServiceNow の Certified System Administrator (CSA) Yokohamaバージョン を受験してみた

上原 康裕 - 2022 Google Cloud Partner All-star - 2025 Google Cloud Partner Top Engineer

はじめに

こんにちは、QUMOAチームでServiceNowを担当している上原です。

先日、ServiceNowの管理者資格であるCSA試験(Yokohamaバージョン対応)を受験し、無事に合格することができました。

この記事では、2025年7月に最新バージョン「Yokohama」に対応したCSA試験を実際に受験した際の学習方法や、試験内容についての印象などをまとめました。今後、受験を予定されている方や、CSAの情報を収集している方の参考になれば幸いです。

 

試験の概要

まず、ServiceNowの認定資格体系の中でCSAがどのような位置づけにあるかをご紹介します。
CSAは、ServiceNow認定資格体系の中で最初のステップとなる基礎資格です。
管理者としてプラットフォームを運用する上で必要な標準機能や、基本的な操作・設定を体系的に学ぶことができます。2025年7月以降は、CSA試験の内容もServiceNowの最新バージョン「Yokohama」に対応しました。設問内容は現行バージョンの標準機能や操作に沿って出題されます。
出題範囲は下表の通りで、非常に広範囲にわたって出題されます。

主な試験範囲

分野番号

学習分野

試験の割合(%)

1

プラットフォームの概要とナビゲーション

  • ServiceNow Platform の概要
  • プラットフォームの機能とサービス
  • ServiceNow インスタンス
  • Next Experience Unified Navigation

6 %

2

インスタンスの構成

  • アプリケーションとプラグインのインストール
  • インスタンスのパーソナライズ/カスタマイズ
  • プラットフォームの共通ユーザーインターフェイス

10%

3

コラボレーション用アプリケーションの構成

  • リスト、フィルター、およびタグ
  • リストとフォームの構造
  • フォームの構成
  • フォームテンプレートと保存オプション
  • 詳細フォームの構成
  • タスク管理
  • Visual Task Boards (VTB)
  • Reporting、ダッシュボード、および Performance Analytics
  • 通知

19.5%

4

セルフサービスと自動化

  • Knowledge Management
  • Service Catalog
  • Flow Designer
  • 仮想エージェント

19.5%

5

データベース管理とプラットフォームセキュリティ

  • データスキーム
  • アプリケーション/アクセス制御
  • データのインポート
  • CMDB と CSDM

30%

6

データ移行と統合

  • UI ポリシー
  • ビジネスルール
  • System Update Sets
  • ServiceNow でのスクリプティング

15%

合計

100%

Certified System Administrator (CSA) 試験仕様書 より

また、以下に試験の基本情報をまとめます。
受験料は高額ですが、ServiceNow universityにおける特定のトレーニングコース(ServiceNow Administration Fundamentals)の受講を完了するとバウチャーを取得できますので、トレーニング完了後の受験がおすすめです。

試験基本情報

項目

内容

受験料

40,800円(2025年8月現在)

試験形式

オンライン、選択式問題

試験バージョン

2025年7月より「Yokohama」対応

 

学習の進め方

CSAの学習には、公式のトレーニングやドキュメントを活用するのがおすすめです。

学習の流れ

ステップ

内容・ポイント

① 試験ガイド

公式ガイドで出題範囲や傾向の確認

② トレーニング受講

ServiceNow Administration Fundamentalsで操作体験

③ 反復学習

課題部分の復習(ラボ・公式ドキュメント利用)

特に、公式のトレーニングではラボを通して実際の画面を使いながら学べるため、基礎から応用まで身につけやすいと感じました。適宜、ドキュメントで不明点の情報を確認するのも効果的です。
焦らず確実に基本機能をマスターすることがポイントです。

 

Yokohamaバージョン特有の問題

Yokohamaバージョンに対応した試験を受験してみましたが、実際には「新バージョン固有の新機能やUI変更に関する設問はごく一部に限られている」という印象でした。
特に学習すべきポイントは、従来通り、ServiceNow管理者が押さえておくべき標準機能や基本的な操作・設定です。
バージョン特有の知識よりも、基本機能や標準操作をしっかり身につけておくことが合格への近道だと感じました。
新バージョン対応だから難易度が大きく上がる、という心配は不要だと思います。

 

おわりに

最新のYokohamaバージョン対応となったCSA試験ですが、従来通り基本事項の理解が最も重要です。
公式ラボやドキュメント、模擬試験を活用して地道に準備を進めれば、十分合格を目指すことができる試験だと思います。
これからCSAの受験を検討している方にとって、本記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

参考リンク

 

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