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世界のトップエンジニアと学び合う - AWS Ambassador Global Summit 2025 参加レポート

早川 愛 - 2020-2025 AWS Ambassador

はじめに

こんにちは、AWS Ambassador 早川です。
業務ではシステム構築案件で基盤リーダーを担当しています。

2025年6月17-19日に米国シアトルで開催された「AWS Ambassador Global Summit 2025」に参加しました。本ブログでは、カンファレンス現地での体験をセッションからの学びや印象的だった出来事とともに振り返ります。

NRIグループから参加した 左:志水 友輔 右:早川 愛

 

AWS Ambassador Global Summit とは

AWS Ambassador は、AWS パートナー企業に所属し、顧客やコミュニティへ継続的に知見を発信しているエンジニアの中から、特に高い技術力と影響力を持つ人材に与えられる称号です。今回のカンファレンスへの招待のように、世界中の Ambassador との交流や、会社の枠を超えて最新の技術動向や事例を共有する機会を得ることができます。

AWS Ambassador Global Summit は、AWS Ambassadors 限定の完全招待制プライベートイベントで、2019年に始まり今回で7回目の開催となりました。世界各国から約100名の Ambassador が集まり、AWS サービスの開発責任者やディレクターによるロードマップ、サービス活用事例を共有しました。加えて、技術面だけでなくビジネスセッションやリーダーシップに関する幅広いプログラムが用意されていました。日本からは24名が参加し、参加国の中でも最多でした。日本の AWS Ambassador コミュニティによる継続的かつ精力的な活動は、グローバルでも突出していることが感じられました。

 

セッション概要

セッションでは、AWSサービスの今後の方向性や重点領域について共有されました。AWSにおけるAI戦略や、AIの活用により予想されるビジネスインパクト、それらに対してAWSがどのような価値を提供しようとしているのかの説明がありました。生成AI以外にも、モダナイゼーションやデータ主権といったAWSが注力している領域への取り組みの紹介もありました。AWSの設計思想やサービスの背景を理解したことで、現場でのアーキテクチャ設計にいち早く活かすことができました。

各国の Ambassador によるLTセッションも複数用意されており、ナレッジ共有やコミュニティ運営の工夫について紹介されていました。日本からは4社がLTに登壇し、各社の特色あるセッション内容は、世界中から集まった参加者の興味を引いていました。

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表彰式

継続的なアウトプットや資格取得、コミュニティ貢献に対する表彰が行われました。AWS認定試験にすべて合格した人は「Certification All-Stars」として表彰され、金色のジャケット(通称:金ジャケ)が贈呈されました。特に日本人からの選出人数は他国に比べて突出しており、国境を超えて多くの方から賞賛していただきました。
また、AWS Ambassadors の中でも特に卓越した成果を上げ、ビジネスインパクトやリーダーシップにおいて模範的な活躍をした方には Top AWS Ambassador の称号が贈られます。2025年は、NTTデータの奥村さんがこの賞を受賞されました。 こうした「努力や成果を称える文化」は、Ambassador コミュニティ全体の活性化や成長を力強く後押ししていると感じました。

Certification All-Stars 受賞者一同

 

The Spheres

サミットの前日には、Amazon本社前にあるオフィス兼植物園である「The Spheres」を訪問しました。過去にシアトルには何回か訪問したことがありましたが、なかなか機会に恵まれず、今回初めて中に入ることができました。
日常とはまったく異なる雰囲気で、建物全体がガラスに覆われているため自然光が心地よく差し込み、館内には熱帯雨林を思わせる植物や、小さな滝や小川、水槽などが配置されています。シアトルという都会の中心にいながら、自然を感じられる空間になっていました。普段の業務から気持ちを切り替えられる、このような空間で過ごす時間を作ることで、新しい発想が生まれてくるのかもしれません。

 

Ambassadorから得た学び

カンファレンスの内容ではありませんが、他にも刺激を受けた体験がありました。
それは Ambassador たちがあらゆる場面で生成AIを積極的に取り入れ、試行錯誤を重ねている姿を目の当たりにしたことです。全て英語のセッションだったのですが、音声からの文字起こし、それを日本語に翻訳、セッション内容の要約作成に至るまで生成AIのサービスが活用されていました。使用しているツールは、Amazon Q Developerなど人によってさまざまですが、それぞれが自分に合った方法を選び、効率的にレポートを作成していました。

恒例になっている日本の Ambassador が集まるラップアップセッションでは、あるメンバーの振り返りに対して、別のメンバーが異なる視点からコメントを付け加えたり、「こういう動き方をしたら良いのではないか」という助言が生まれたりと、現地で集まって議論したからこそ得られた知見もありました。

 

おわりに

AWS Ambassador Global Summit は、単なる技術カンファレンスではなく、世界中のエンジニアが互いに刺激し合い、技術でどのように価値を提供するかを考えられる空間でした。NRIとして参加できたことを誇りに感じると同時に、この経験から得られた学びを社内外へ還元し、次の挑戦につなげていきたいと思います。

日本の AWS Ambassadors 集合写真

 

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