はじめに
こんにちは、NRIの林です。
皆さんはJJUG(外部サイトへ遷移)という団体をご存知でしょうか?
JJUG(日本Javaユーザーグループ)はJava 技術の向上・発展、開発者の支援を目的とした任意団体です。
今回、私と古藤の2人でJJUGが主催するイベントであるJJUG CCC 2024 Fall(外部サイトへ遷移)に登壇者として参加しました。
本記事ではJJUG CCCの概要やイベントの様子、実際に発表してみた感想について紹介します!
JJUG CCCとは?
JJUGは2007年4月に発足した団体であり、前述の通りJava 技術の向上・発展、開発者の支援を目的として設立されました。
JJUGではCross Community Conference(通称CCC)というイベントを春と秋に開催しています。CCCは国内におけるJava関連最大規模のイベントであり、Java関連の技術や事例に関する内容を発表し合う場となっています。イベントには様々な有名企業がスポンサーとして参加しており、今回はNRIもスポンサーとして参加することになりました。
イベントの様子
今回のCCCは2024/10/27(日)にベルサール新宿グランド コンファレンスセンターで開催されました。各ルームではJavaに関する新しい技術の紹介や開発でのTipsなどについて発表されていました。
また、ブースコーナーではブーススポンサーの企業が各社の製品について説明していたりと活況でした。
NRIのセッション
今回NRIの2人は下記の2セッションで発表してきました。
- 社内での開発コミュニティ活動 ~バッチ処理方式設計とSpringBootでのバッチ開発~ (発表者:林)
- オープンソースKeycloakのハンズオンで理解する認証と認可の基本 (発表者:古藤)
社内での開発コミュニティ活動 ~バッチ処理方式設計とSpringBootでのバッチ開発~
私はセッションスポンサー枠として登壇し、NRIの取り組みである「xPalette」の紹介やバッチアプリケーション開発について発表しました。資料はこちら(外部サイトへ遷移)で公開しています。
xPaletteとは「開発を快適にすることを目的として開発コミュニティが育てる開発ベースライン」です。具体的な提供物としては「ガイドライン」「ライブラリ」「テンプレート」などとなります。xPaletteでは「フロントエンド領域」「バックエンド領域」「アプリ実行基盤領域」に分かれて活動しています。今回は私が主導した「バックエンド領域」の取り組み事例であるバッチアプリケーション開発ガイドラインについて話しました。
バッチアプリケーション開発ガイドラインはSpringBootをベースとしたバッチアプリケーションの実装方法について解説したドキュメントです。Springフレームワークでバッチアプリケーション開発となると、多くの方がSpringBatchを想像されると思います。
発表ではなぜSpringBatchを利用しないのか、SpringBatchを利用しない場合どのようにジョブを実装するのかについて話しました。発表後のQAタイムでは3名の方から手が上がり質問をいただき、その後の撤収準備中にも手を上げていただいた方が詳しく話をしたいと来ていただきました。また、私の発表内容をブログ(外部サイトへ遷移)にも取り上げていただきました。この場で御礼させていただきます、ありがとうございました。
久々の対外発表でしたがいい経験になりました。今後も機会があればまた発表者としてJJUGに参加してみたいと思います。
オープンソースKeycloakのハンズオンで理解する認証と認可の基本
本イベントでは、「オープンソースKeycloakのハンズオンで理解する認証と認可の基本」というテーマで登壇しました。
発表内容としては、JavaベースのオープンソースであるKeycloakのデモを交えた初学者向けの認証認可の概略説明です。 認証と認可はセキュリティの観点で重要である一方で理解することが難しいとも言われているため、これらを理解してもらうことを目標に登壇資料を作成しました。登壇時の資料はこちら(外部サイトへ遷移)にアップしております。
本イベントでは一般公募枠として登壇しました。 一般公募で登壇するためには、タイトルやアブストラクトなどを提出してCfP(Call for Proposals)として採択される必要があります。そのため、セッションのターゲット層を明確にし、参加者に持ち帰ってもらいたいポイントを常に意識しながら資料を作成しました。
テックカンファレンスでの登壇は人生初だったため非常に緊張しましたが、JJUGのスタッフや会社の同僚の支えもあり最後までやりきることができました。この経験を通じて得た学びを、今後ほかの場でも活かしていけるように努めていきたいと思います。
おわりに
今回、JJUG CCCで登壇した経験は私たちにとって非常に貴重なものになりました。普段の業務では得られないようなフィードバックや刺激を受け、今後の成長に大きく役立てることができると感じております。
最後に、NRIではテックカンファレンスでの協賛や社員の登壇など社外に向けた活動に取り組んでおります。 今後もatlaxブログ等を通して発信してまいりますので、ぜひご一読いただけますと幸いです。
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