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NRIグループでAWS re:Invent振り返りイベント(re:Cap 2023)を開催しました

はじめに

こんにちは。NRIの前原です。

2023年12月22日(金)にAWS re:Inventに参加したNRIグループメンバーが、社内向けにウェビナー形式で振り返りイベントを開催しました。

AWS re:Invent について

AWS re:Inventとは、毎年アマゾン ウェブ サービス(AWS)が主催している世界最大規模の「学習型カンファレンス」です。詳細はこちらの記事で紹介しておりますので、あわせてご確認ください。

atlaxblogs.nri.co.jp

 

NRIグループ re:Cap2023開催概要  

主催

AWS re:Inventに参加したNRIグループ有志メンバー

アジェンダ

  • 2023 Japan AWS Ambassadors、2023 Japan AWS Top Engineers(Security)2人によるre:Inventセッション解説
    • 早川 愛:Keynoteの振り返り
    • 大島 悠司:セキュリティ関連のアップデート情報紹介
  • AWS谷口さんによるAmazon Qの応用的使い方解説
  • 11名の有志メンバーによるライトニングトーク
    • 馬勝 淳史:ExpoおよびExpo展示プロダクトの解説
    • 志水 友輔:The Frugal Architectの解説
    • 高橋 透:Amazon QによるAmzon Code Catalyst自動プルリク機能の紹介
    • 星原 宏紀:Amazon Bedrockを用いた生成AI検証ワークショップの紹介
    • 八十田 周作:AWS Generative AI CDK Constructsの紹介
    • 久禮 達也:Amazon GuardDuty ECS Runtime Monitoringの紹介
    • 保坂 太志:Amazon Q in CodeWhispererの紹介
    • 小田 奏絵:Amazon SageMakerを用いた生成AIアプリ構築ワークショップの紹介
    • 蒲 晃平:Guardrails for Amazon Bedrockの紹介
    • 前原 良美:Amazon CloudWatchのアップデート5選紹介
    • 吉江 瞬:イベント概要紹介、参加セッション・Expoのピックアップ紹介

イベントは、NRIだけでなくNRIグループのNRIデジタル、NRIセキュア、NRIネットコムの様々な部署・役職のメンバーが登壇し、各々がAWSの最新情報やAWS re:Inventで体験したことを共有しました。

また、あわせてAWS谷口さんにも旬なアップデートであるAmazon Qについて詳しく紹介いただき、たいへん盛り上がりました。

本記事では、そのうちの下記2つについて紹介します。

 

AWS Top Engineer(Security)がre:Invent 2023で見たセキュリティの民主化と生成AI活用の未来ワーク

2023 Japan AWS Top Engineer(Security)であるニューリジェンの大島 悠司は、AWS re:Inventで発表されたセキュリティ関連のアップデート情報について、最近のセキュリティ動向とあわせて解説しました。

本講演では「セキュリティの民主化の実現」への期待を語りました。

セキュリティの民主化とは、組織の誰もがセキュリティの知識を持っており、セキュリティを「ジブンゴト」として考えている状態のことです。

セキュリティの民主化のためには、誰もが手軽にセキュリティに取り組める土台作りが必要です。そして、まさにAWS社はAI/機械学習を用いてAWSサービスをより使いやすく、そしてより魅力的にアップデートし続けています。

講演では、「既存AWSサービスの使いやすさ向上」「生成AIによる新機能」「既存サービスのコスト削減可能モード搭載」の3つの分類で具体的なアップデートの内容を紹介し、参加者もセキュリティ関連サービスへの理解を深めました。

 

具体的に解説したアップデートの内容(※大島の発表スライドより引用)

 

Amazon QにIssueをアサインすると自動でプルリク作ってくれた話

NRIネットコムの高橋 透は、AWS re:Inventで発表されたAmazon Qを用いて、ソースコード実装を自動化する機能を検証、結果を発表しました。

Amazon Qは、AWS利用ユーザをアシストする生成AIサービスです。ソースコード管理サービスであるAmazon Code Catalystの中でAmazon Qが利用できることを知り、今回検証を行いました。

Amazon QにJavaのソースコード実装依頼をだすと直後にAmazon Qからいくつかの質問が投げかけられ、それらに回答することで、ソースコード実装方針が確定し、自動でソースコードが実装されることを確認しました。

検証結果から、コーディング作業不要である程度の完成度のものが作成できることが判明しました。特に、Amazon Qと対話しながらソースコードを実装できる点が魅力的と高橋は語りました。

また、2023年度に出たばかりの新サービスであるため、今後のアップデートでより複雑な指示への対応が強化されたり、ソースコード生成スピードが向上したりしていくのが楽しみと今後への期待を述べました。

 

さいごに

今回、AWSへの熱い思いがあふれる振り返り会の様子をお伝えしました。

NRIグループではAWSに関する情報を積極的に共有し、引き続き、グループ横断でAWSの活用を促進していきます。AWSでお困りのことがあればお気軽にお問合せください。よろしくお願いします。

 

お問い合わせ

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関連リンク・トピックス

・atlax / クラウドの取り組み / AWS(Amazon Web Services)

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