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2023 Japan AWS Top Engineersに選出!若手活躍人にAWSの出会いから資格取得に至るまでインタビュー!

atlax編集部


2023年4月20日、アマゾン ウェブ サービス(AWS)より、「2023 Japan AWS Top Engineers」 「2023 Japan AWS Jr. Champions」 「2023 Japan AWS All Certifications Engineers」の発表があり、株式会社野村総合研究所(NRI)から 多数の社員が選出されました。


今回は、2023 Japan AWS Top Engineers(AWS Top Engineers)に選出された前原 良美の選出に繋がった活動の幅の広さとそこから感じるやりがいをインタビューしました。エンジニアとして自己研鑽を続ける努力と、後輩に続いてほしいという思いから行っている活動についての熱い思いを取材しました。

2023 Japan AWS Top Engineers について

「Japan AWS Top Engineer Partner Program」とは、AWS パートナーネットワーク(APN)に参加している会社に所属している AWS に精通した エンジニアを対象にした 日本独自の表彰プログラムです。特定の AWS 認定資格を持ち、会社を超えて パブリックに技術力を発揮した活動を行っている方、または 技術力を発揮した その他の重要な活動や成果がある方を、Japan AWS Top Engineers として、AWS ジャパンが 選出しています。詳細はこちら

 

Q1:2023 Japan AWS Top Engineers選出おめでとうございます。 前原さんのこれまでのキャリア、現在のご担当業務やAWSとの出会いを教えてください。

入社後から現在までOpenStandiaというオープンソースソフトウェア(Open Source Software、OSS)のサポートサービスに携わっています。昨年度まではOpenStandiaのQA窓口を担当しており、「このOSSを使いたいけれど、使い方が分からない」「運用しているシステムで障害が起こってしまったので、ログを一緒に見てほしい」といったお客様の技術的な悩みや相談にのっていました。その際、AWSを用いてお客様の困っている環境を再現し、問題解決のための検証をしていました。

業務としては、他にもシステムのAWS基盤運用を担当したこともありましたが、エンジニアとしてごく一般的な活用のみでした。そんな私がAWSに強く興味をもったきっかけは、入社1年目の終わりごろから参加していた『Arumon』という組織です。ArumonはNRI社内の若手中心のエンジニアが集い、アプリ開発やハッカソンに参加するスタートアップコミュニティチームです。そのチームには、今回2023 Japan AWS Ambassadors  に選出されている馬勝 淳史さんをはじめとしたAWSのスペシャリストたちが所属していました。AWSに詳しい先輩たちがイキイキと情報をキャッチアップしている姿にとても刺激をもらい、私もこの人たちのようになりたいと思っていました。そんな先輩たちの執筆した本を読んだり、先輩たちと一緒にAWS GameDay※1に参加したりして、「AWSって面白い」「もっとAWSのさまざまな機能を知りたい」と思い、よりAWSを勉強していくようになりました。

 

Q2:AWS Top Engineersを目指そうと思ったきっかけや、どのような活動が今回の選出に繋がったと感じていますか?

きっかけは、2023 Japan AWS Ambassadorsの一人である早川 愛さんから「一緒に資格本の改訂をやってみないか」とお誘いいただいたことです。本を執筆しながら、私自身のプロフィール欄に書く内容がないことに気づき、AWS認定資格をとりはじめました。AWS認定資格を半分以上とったあたりから、せっかくなら全制覇したいと思うようになりました。また、資格に取り組む中で様々な先輩たちに「AWS Top Engineersに申し込んでみたら?」と一言をいただき、出すだけやってみよう!という気持ちで申し込みました。
普段からお世話になっている人たちから背中を押してもらえたおかげで、今があると感じており、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今回のAWS Top Engineersの選出には、楽しみながら様々なイベントへ参加していたことが繋がったと思っています。
Qiitaのアドベンドカレンダー、というブログ投稿イベントではAWSを題材とした記事を書きました。お互いに執筆した記事を読みあいながら知識を深めることができ、とても面白いイベントでした。
NRI版AWS GameDayというイベントには、女性4名でチームを組んで参加しました。メンバーの中には入社したばかりの新人もいたため、イベント前に一緒に勉強会もしました。勉強会の甲斐もあり、15チーム、総勢62名の中で、嬉しいことに第2位という結果を出すことができました。

 

NRI版Game Day女子チームの写真

 

Q3:社内外での活動経験をどう業務に活かしているか、教えてください。

社内外のカンファレンスやイベントを通してキャッチアップした技術動向や、業務を行っているだけではお会いできなかったような有識者の方々と情報交換した内容は、ふとした時に役立つことが多いです。
例えば、OpenStandiaで新しい技術を調査してサポートできる領域を増やしていこうという活動があり、その際にどのような技術を調査すればよいかの勘所が見えてきます。技術を活用するにあたってのはまりどころを解消する際も、そこで学んできたことが活きているなと感じます。
またさまざまな情報を持っていると社内で案件の相談などの声をかけてくれる人が増えました。

 

Q4:現在のやりがい、一方で感じている課題などもお聞かせください。

カンファレンスやイベントに誘った後輩の成長を感じることが多く、これらが後輩にとっていい影響となっていることにやりがいを感じています。私自身も先輩たちに引っ張ってもらいながらAWSを楽しく学んでいけたように、次は後輩たちを引っ張れる存在になれたらよいなと思っています。
課題として感じていることは、参加や企画、登壇といったアクションは初めの一歩を踏み出すにはとても勇気がいる点です。
私も初参加や初登壇をしたときはハードルの高さをとても感じていました。しかし、一回参加してみたら優しく歓迎していただけ、初登壇したときも「登壇資料見たよ」「面白かったから、また登壇してよ」といったフィードバックをもらえたことで、引き続き技術のキャッチアップを頑張るきっかけにもなりました。また、イベントを運営した際も参加者が楽しそうにしている姿や「次回あれば、また参加したい!」と言ってもらえることが嬉しくて活動が広がっていきました。こういった経験をより多くの方々にもしてもらいため、私だったらどう後輩の背中を押せるのかを考えながら後輩にとっていいサポートをしていきたいです。

 

Q5:今後、NRIとして実現したい夢や目標はありますか?

NRIはさまざまな知見を持ったプロフェッショナルが集まっている会社だと思っているので、皆さんが持っているノウハウをもっと外に発表し、外の世界の知識もそれぞれ持って帰り、より会社全体で技術力が上がっていけばよいなと思っています。何よりも私自身、イベントが好きなので、もっとNRIの人たちと楽しみながら情報やノウハウ共有をしていきたいです!

 

Q6:atlaxブログの読者やNRIのお客様にメッセージがあれば、最後にお願いします。

今後もNRIの社員が技術を発信できる場を作っていきます。atlaxブログにも技術に特化した記事をNRI社員が記載していく予定ですので、技術に関心がある方のお役に立てたら幸いです。ご興味ある方は、ぜひご覧ください。

※1 AWS GameDay:AWSソリューションを用いて様々な課題を解決するスキルを競うコンテスト形式のワークショップ。詳しくはこちら

 

 

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