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「Microsoft 365 Copilot Chat」「Microsoft 365 Copilot」「Copilot Studio」「Microsoft Foundry」って何がちがうの?Microsoft AI Tour で学んだ使い分け!

はじめに

みなさま、こんにちは!NRIの川瀬です。
普段は、Azureで基盤構築されているお客様のシステムの維持・保守と、NRIが提供する パブリッククラウド運営サービス「QUMOA」のAzure環境のセキュリティアップデートの検証・開発業務を担当しております。
2025年4月の入社から早くも1年が経とうとしている3月末という節目に、東京ビッグサイトで開催された「Microsoft AI Tour Tokyo」 に参加してきました!東京での開催は3回目となります。

Microsoft AI Tourとは?

「Microsoft AI Tour」とは、世界各地(40都市以上)で開催しているAI・Copilot・Azure活用をテーマにしたグローバルイベントです。経営層・ビジネス担当者・エンジニアを対象に、AIを業務やビジネスでどう使うかを具体的に学べる場として企画されています。基調講演やパートナー企業、Microsoft製品のブースがあります。


今回、私の所属する部署もスポンサーブースを出展していたのですが、今回はブースの運営側ではなく、NRIの1エンジニアとして、最先端の現場で何が起きているかを確認するために会場を回ってきました。
本ブログではイベントの様子や、わかりそうでわからない基本的なAIに関する機能の使い分けをご紹介します。

 

参加のきっかけはMicrosoftの資格「AI-102」の取得 

なぜ今回このイベントへの参加に手を上げたのか。
それは、先日「Microsoft AI-102(Azure AI Engineer Associate)」の資格を取得したことが大きなきっかけとなりました。

学生時代、私は情報系を専攻していたわけではありませんでした。
入社してAIの勉強を始めるまでは、今や当たり前のように使われている「RAG(検索拡張生成)」という言葉すら知らなかったほどです。

RAGとは?

LLM(大規模言語モデル)が持つ内部データに加え、社内文書や最新情報等の外部データの検索能力を組み合わせ、より正確で根拠のある回答を生成する技術です。


資格に向けた勉強はゼロからのスタートでしたが、勉強を通じてAIの仕組みを学ぶうちに、「この技術は実際のビジネスの現場ではどう利用されているのだろう?」という好奇心が抑えられなくなりました。
資格取得だけで終わらせず、「実際の熱気」や「最新の使われ方」を肌で感じたい!と思い、今回のイベント参加を決めました。

※2026年6月30日にMicrosoft AI-102の認定資格は廃止され、Microsoft AI-103が新設される予定です。

Microsoft Azureに関するソリューション・事例はこちら

 

各社の展示から感じる、Microsoft AIエコシステムの広がり

会場を回って驚いたのが、ノベルティの数々に象徴される会場の盛り上がりです。

各ブースの担当者の方が優しく技術の概要を説明してくださり、少しずつ私の中でAI技術へのハードルが下がっていくのを感じました。

 

【Tech Focus】学んだ4つのサービスを整理!

会場を回っていて一番収穫だったのが、あちこちで耳にした4つのサービス「Microsoft 365 Copilot Chat」「Microsoft 365 Copilot」「Copilot Studio」「Microsoft Foundry」の違いを自分なりに整理できたことです。

「Microsoft 365」という名称自体、資格の勉強を通じて概念は理解していましたが、今回のイベントで実際のビジネスシーンにおける具体的な活用イメージがより鮮明になりました。

ちょっとおさらい:Microsoft 365とは?

昔ながらの「Office 365(Word, Excel, PowerPointなど)」に、最新のWindows OSの利用権や高度なセキュリティ機能がセットになった月額もしくは年額で契約できるサブスクリプション 型のサービスです。いまは、「Office 365」という名称も「Microsoft 365」の一部として統合されています。

※現在もOfficeアプリ自体は存在しますが、Microsoft 365に含まれるサービス体系となっています。Office 365が終了したわけではなく、より大きなサービス名に変わった、と捉えるとわかりやすいかもしれません。

この「Microsoft 365」という土台の上で動くAIが、いま話題の「Copilot」なんですね。

      1. 2つの「Copilot」:有償と無償の違い
        同じCopilotという名前でも、実は「ライセンス」によってできることが大きく変わります。
          • Microsoft 365 Copilot(有償版)
            特徴:Word, Excel, PowerPointなどのアプリ内でAIが直接アプリを操作してくれる機能です。例えば、Outlookのメール情報を参照してPowerPointのスライドを作る、といったことも可能です。
            ポイント:Microsoft 365のライセンス(E3,E5)を持っていても、別途このライセンスを契約しないと利用できません。
            ※2026年5月1日にMicrosoft 365 Copilotライセンスを含むMicrosoft 365 E7がリリース予定
          • Microsoft 365 Copilot Chat(無償版)
            特徴:Microsoft 365のビジネスユーザーなら誰でも利用できるチャット機能です。
            注意点:基本は無償ですが、Copilot Studioで作成したカスタムエージェントなどにアクセスする場合は、従量課金制になります。
            ※従量課金を利用するには、予め管理者課金ポリシーの設定が必要です。
        自分のライセンスを一目で見分ける方法!
        ブラウザでCopilotのチャットページを開いたとき、画面上部に「仕事」タブと「Web」タブの両方が表示されていれば、有償のサブスクリプションを持っています! 表示されない場合は無償版(Chatのみ)を使っているということ。 意外と知られていない便利な見分け方です。
      2. さらに一歩進むための「Studio」と「Foundry」
        この2つは「AIを使う」側ではなく、「AIを作る・カスタマイズする」側のツールです。
          • Microsoft Copilot Studio
            役割:ローコード(最小限のプログラミング) で、 AIエージェントを作れるツールです。「社内規定を答える専用Botを作りたい」ときはここを利用します。
            注意点:Microsoft 365 Copilot(有償版)とMicrosoft Copilot Studioは別製品です。

          • Microsoft Foundry
            役割:エンジニア向けの本格的な開発プラットフォームです。
            ポイント:以前は「Azure AI Studio」や「Azure AI Foundry」と呼ばれていましたが、現在は「Microsoft Foundry」という名称に改称されました。複数のLLMモデルを利用できたり、性能を評価したりと、より高度なAIアプリ開発を行うことができるように進化しています。

 

2年目にむけて

1年前は「RAG」という言葉にすら馴染みがなかった私ですが、今回のMicrosoft AI Tour Tokyoを経て、AIが作る未来をより具体的にイメージできるようになりました。
いただいた素敵なノベルティを見るたびに、きっとこの日の刺激を思い出すはずです。

4月からは、いよいよ2年目となります。
「自分には難しいかも」と決めつけず、新しい技術にどんどん触れて、次はブースで自信を持って製品の説明をできるようなエンジニアを目指して頑張ります!

 

おまけ

Microsoft AI Tour Tokyoの後は、同日夜に開催されたGitHub社主催のOctoNihon Forum春の宴スペシャルにも参加してきました!

OctoNihon Forumは、GitHub Enterpriseユーザーが集い、知見を共有し、最新技術を学び、AI時代のソフトウェア開発の未来を探ることを目的としたイベントです。

約3か月に1回の頻度で開催されていますが、今回は特別にMicrosoft AI Tour TokyoとあわせてGitHub主催で“後夜祭”として開催されたようです。ここでも、普段なかなか接することのない様々な方とお話しする機会がありました。
他社の同世代のエンジニアと活発な情報交換ができ、後日さらに深く技術議論を行う機会を得ることもできました。社外のコミュニティとの繋がりは、今後の業務にも活かしていきたい収穫です。
また、GitHub Copilotの事例紹介など他社様での利用方法を知る機会となり、勉強になりました。次回も参加したいと思います。

本記事では、Microsoft AI Tour にご興味がある方、また、「Microsoft 365 Copilot」「Microsoft 365 Copilot Chat」「Microsoft Copilot Studio」「Microsoft Foundry」の違いにご興味がある方にとって少しでもご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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関連リンク・トピックス

・2026/04/08 Microsoft AI Tour Tokyo 出展レポート

・2026/03/18 お客様環境にて安全に作業実施するためにできること~リタイアメント対応編~

 

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